化石研究会
シンポジウム「ジオパークにおける化石について
~地域の他からをどのように残していくか~」
第三回総会・学術大会
午後1時より下仁田町文化ホール
(以下敬称略)
主催者挨拶 三島弘幸 化石研究会会長
下仁田町長 金井康行
基調講演「世界と日本のジオパーク活動」
渡辺真人(産業技術総合研究所地質本館・日本ジオパーク委員会事務局)
・ネットワークがあるというのが良いところ
事例報告 「天草御所浦ジオパークと化石の関係」
鵜飼宏明(天草御所浦ジオパーク構想推進協議会事務局)
・小さな町なので盗掘の監視の目が行き届く
事例報告「白山手取川ジオパークにおける桑島化石壁を利用した活動」
白山手取川ジオパーク 日比野 剛(白山市ジオパーク推進室)
事例報告「約30年を経た「戸台の化石」保存会活動」
北村健治(戸台の化石」保存会会長」
・法的に守れないものも大事な物だと思えば保存出来る。
・例えば神社で1300年前から守り継がれたものがある。
事例報告「ジオパークと秩父と化石を使った教育」
吉田健一(秩父ジオパーク[秩父まるごとジオパーク推進協議会])
・化石や地質などそれぞれ活動したがジオパークによって連携した活動になった。地元の人が改めて自分の地域を見直す機会になっている。特に現役を退いた方の参加が多い。
化石など民間人からの寄贈も多くなった。
ジオパークによって人とのネットワークも広がった。
事例報告「恐竜センターと体験学習プログラム」
久保田克博(神流町恐竜センター)
・コンビニもインターも無い、人口2200人あまりの町。昭和56年サンチュウリュウの恐竜の背骨。昭和60年恐竜の足跡が発見された。以前よりアンモナイトや三葉虫の化石などが見つかっていた。
・平成10年以来、化石探し体験学習を開催して化石発見をしている。
・化石レプリカ作成体験
平成22年より人手を確保したため急増してきた。家族連れの参加者が多くなった。
総合討論(質疑)
Q:化石や貴重な地質の場所の工事があった場合、協議の場はどのような方法で、誰がイニシャティブをとって調整しているか
A:住民が残す為の意識が高ければ、工事を中止出来た。みんなが大事なと思うことが大事。
Q:人間が作られた物は天然記念物に指定できるので、指定して守ってはA
A:天然記念物に指定していして守るのも一つの方法ではないかと思っている。
Q:三陸海岸は広すぎるではないか
A:復興が優先でジオパークどころではないという意見もあるが、復興のシンボルとして動ける地域もある。
Q:国の支援ももっと積極的しても良いのではないか
A:今後努力しなければと思います。
など
(勝手にiPadにて書き込みました)
*大変失礼ながら、全部網羅して書込みはとても不可能です。雰囲気だけ感じていただければ幸いと思います。お名前など間違えがありましたなら失礼をお許しください。またご連絡いただければ訂正いたしますので、宜しくお願いいたします。
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