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2013年5月31日金曜日

下仁田町で化石研究大会開催


化石研究 

第31回 化石研究会総会学術大会が下仁田町で開催されます
下仁田ジオパーク案内

6月1日午後1時〜文化ホール(参加自由)

下記の画像は、2011年6月に開催された自然学校主催の「アンモナイト化石発掘隊」に同行した際、非常に運良く「アンモナイト化石発掘」の現場に立ち会うことが出来ました。女性が手にしているアンモナイトは二つに割れていますが、実に不思議なことに、一つは別な機会に発見されましたが、6月の「アンモナイト化石発掘隊」の時にそのもう一方のアンモナイトがまるで割り符の様に発見されたことです。女性の方と小学生が発見しました。自分の地域でもこのような化石の発見をすることができます。様々な地域活動に参加することにより、それは
  • 新たな発見や感動に出会う事が出来ます。
  • 地域の愛着から様々なコミュニュケーションが生きる力を生みます。
  • 郷土の誇りや郷土愛に支えられる人間力を育みます。




2013年5月18日土曜日

下仁田ジオパークの貢献者の一人、高木秀雄教授


(2009年11月15日 13:50~16:30 開催時の画像)下仁田町では「ジオパーク講演会」が何度も開催されてきました。下仁田町が日本ジオパークに認定なった今、様々な方々が努力して来た。もちろん長年下仁田町で研究をされてきた自然学校の先生方には言うに及ばないが、日本認定に向けて印象深いのは早稲田大学の高木秀雄教授です。プレゼンストーリの原案とも言うべきファイルをお預りしていて、高木先生のご好意により公開しています。改めて記憶にとどめたいと思います。そして、さらに世界認定へ向けて住民が一丸となって進むことにより、町の元気や活性化の目的が達成できると思います。少子化や過疎化が進みますが、世界遺産富岡製糸場絹産業遺産群(候補=以下世界遺産)とジオパークにより、少子化や高齢化の波はなかなか止められなくとも、住んでいる人が元気な町になれば、いずれは” 住んでみたい下仁田町 ”となり中身の質の高い町となっていくでしょう。その良い例がジオの先駆地長瀞町のある秩父市ではないかと思っています。
高木先生に敬意を表す意味で改めて紹介させていただきます。高木先生は 三陸ジオパーク推進協議会 にてご活躍されているとお聞きしています。まちづくりはいろんな方々の応援・支援があって初めて開花しますが、その原点は住民の熱意に他なりません。本気になればこそ支援者が現れるのでしょう。世界遺産やジオパークをやれば町が直ちに活性化するというものではありませんが、「温故知新」まさに古きを訪ね、新しきを知る。世界遺産やジオパークに取り組む姿勢が、人、地域のスキルアップ繋がると思います。今ある地元の資源に一生懸命に磨きをかけ宝にする努力をしましょう。


下仁田町における早稲田大学 高木秀雄教授 講演関連紹介
2010年3月13日ジオパーク講演会
2009年11月14日「ジオパーク講演会」
2008年11月2日下仁田町ジオパーク講演会
高木先生の講演part2
高木先生の講演part1
2009年11月15日高木先生のプレゼン

2013年5月15日水曜日

薮岩魂の著書 打田鍈一さんと


今日は素敵な出会いがありました。自称「低山専門家」の打田鍈一さんに偶然に荒木理容店さんにてお会いする事ができました。
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打田さんの著書「薮岩魂(やぶいわたましい)」(山と渓谷社出版、2,200円)では、地元の人でも知っていない様な細かな情報も満載しています。その打田さんや、日頃下仁田の山を誰よりも愛し、手入れをしてくれている荒木さんに山岳遭難のお話をお伺いしました。
こうした貴重な経験を下仁田町の安全に活かしていける様にしたいと思っています。
富岡製糸場と絹産業遺産群が世界遺産候補から登録へなったり、ジオパークが世界認定になれば、今までの様な山への登山やハイキングのみならず、もっと違った形で下仁田町へお越しいただく来訪者も増えると思われます。それらに何時でも対応できて、下仁田町へ訪問した方々が気持ち良く楽しんで、良い思い出を持ち帰っていただける様な取組みを準備していきたいと思います。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA実に詳しい内容で説明されている「薮岩魂」の著書。その1ページを紹介させていただきました。

日本にあるユネスコ世界遺産・暫定リスト(富岡製糸場と絹産業遺産群)

IMAGES FOR 打田鍈一

この記事はIwazaki My life | 甘く楽しく(甘楽)富める岡(富岡)の住民と行政、 とリンクしています。

尚、この本は

てのしこんにゃくのまるへいさんにて買いましたが、下仁田町内のお店でも販売しているようです

2013年5月14日火曜日

ジオ応援団学習会



平成25年度第一回世界遺産候補史跡荒船風穴・下仁田ジオ応援団解説員養成講座学習会
文化ホール
午後1時30分より

1 荒船風穴の基本事項確認し文化財保護係 主幹 高橋司氏
  1. 蚕種貯蔵施設荒船風穴について学ぶ
  2. イコモスの審査を経て登録になるが荒船の風穴も対象になる
  3. 解説の前提条件として丁寧な説明に心がける
  4. 国レベルの国史跡は荒船の風穴のみ
  5. 日本は生糸の国であったという基本思想
  6. 外貨を稼せいだ。 明治42年には世界一の生産量
  7. 昭和初期には世界の生産量の8割~9割を占めた
  8. 今の自動車産業に例えても2割位だからこの数字がどんに凄いかが分かる
  9. 冷蔵庫の無かった時代にに自然の冷気を利用して商機を掴んだ先見の明
[何故冷気が出たか]
崩落岩が積み重なっている(玄武岩、安山岩、凝灰岩などと凍土などにより冷気を貯めたものを利用して蚕種貯蔵所を建設した

[誰が作ったか]
庭屋静太郎を始め、群馬県技師 鈴木貞太郎、群馬県農会技師 宮田傳三郎、前橋測候所長 赤井敬三など専門家の連携により建設が進められた
史跡指定地は4648m2(1400坪)

[何故作ったか]

  1. 事業の将来性を見込んでビジネスとした
  2. 私財5000円を投じた
  3. 冷涼な特性を活かし2化生が可能になり儲けることが出来た。
  4. 増大する生糸輸出需要を賄う生産増大に寄与した。
[どのような運営だったか]
  1. 春秋館は、下仁田町の養蚕製造家庭屋静太郎が経営する事務所で、風穴で委託販売や製造を行なった。
  2. 事務所と風穴の間約7kmをいち早く電話を引いた。情報の共有やスピード化を導入
  3. 明治30年に開通した上野鉄道(現上信電鉄)を利用して機動性の高い運送を行った。
  4. また、自動車販売が始まると導入するなど常に最新鋭の設備を用いて事業運営に務めた。
  5. こうした自然と産業の融合を商機と捉えてビジネスに成功した。
  6. 荒船風穴は、自然遺産でありながら、文化遺産でもある特徴。

2  春秋館営業案内を読む(秋池館長)
当時の資料より
  1. 荒船風穴営業案内について
  2. 群馬県北甘楽郡西牧村 荒船風穴蚕種冷蔵所
  3. 場所 春秋館 庭屋静太郎 とある
  4. 委託部、冷蔵部、製造部と3つあったと思われる
  5. 大正9年冷蔵氷庫を新設
  6. 割引制度を設ける
  7. 大正9年頃になると段々低迷してきたのではないかと思われる。
  8. 従来足繁く営業活動を行っていたようだが「物価高騰の折、費用が嵩み料金割増を避けるために事前に纏まった委託者には割引する」旨の通知を得意先に出している。
  9. 下仁田町の山奥にいただけではなく、特に得意先には頻繁に営業活動を行っていた記録が見て取れる。輸送の際の荷札の見本や案内図を送るなどしていた。

次回ガイド講座は、6月4日午後1:30分より  文化ホールにて開催


(学習会の内容を全部網羅した訳ではありません。講習中にタブレットiPadにて書き込める範囲でアップしたものですので悪しからずご承知置きください)

下仁田自然史館の案内看板が新しくなりました。
下仁田町商工会青年部の横断幕には「神津牧場まつり」とありました。
神津牧場まつりは、5月19日(日)です。

下仁田町ホームページ : 神津牧場まつり

正面に見える山は、クリッペの一つ「大崩山」地元では”根無し山”です。返す返すも感心なのは、地元の方が沿道沿いに季節折々に花の手入れをしていただいています。
ジオパークで訪れてくれる方々にも潤いや素敵な印象をもっていただけると思います。これは立派な「ジオ応援団」ですね。

本多さんのブログでも紹介していただいます


2013年5月1日水曜日

富士山が世界遺産登録へ

富士山が世界遺産登録へイコモスが勧告したと伝えている。
富士山、世界文化遺産登録へ 鎌倉は「不登録」
朝日新聞.com これが世界遺産推薦書 群馬県庁で富岡製糸場など企画展

また、今朝の上毛新聞では「富岡製糸場と絹産業遺産群」をテーマに財務省から記念硬貨が発行されると報じている。とても奇麗な硬貨ですね。
独立行政法人造幣局 地方自治法施行60周年記念貨幣(群馬県)
群馬県総合政策室・世界遺産推進課
○千円貨幣  「富岡製糸場 東繭倉庫と工女」 (実寸は直径40mm)
○五百円貨幣「富岡製糸場 東繭倉庫キーストーンと工女」(実寸は26.5mm)
千円硬貨の素材は銀で販売価格は6千円。
五百円硬貨は来年7月ごろ、金融機関の窓口で500円と引き換えるとか。

この硬貨発行事業は、財務省が07年の自治法施行60周年を記念し、08年度から全都道府県にちなんだ貨幣を順次発行している。
同時に宮城県と広島県の記念硬貨も発行される予定。宮城県の千円硬貨は伊達政宗と慶長遣欧使節船。五百円硬貨には仙台七夕まつり。
広島県の千円硬貨は厳島神社と舞楽やもみじ。五百円硬貨に原爆ドームと広島平和都市記念碑。群馬県情報発信館 ぐんまの会 より引用

新聞記事は今朝の上毛新聞一面記事より