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2013年4月30日火曜日

下仁田戦争の碑


今日、町民の方からご意見をいただきました。
「高崎藩士の碑はどこにあるか?と度々尋ねられるので案内図等を置いたらどうか」という提案をいただきました。

連休中に尋ねたい方に些細ながらこのページにアップいたします。ご参照いただければ幸いです。
下仁田戦争跡「水戸藩士 義烈千秋の碑」は山際公園内にあります。


水戸市の有志の方々により建立


山際神社 地図


一方、高崎藩士の碑は 下仁田町・歴史・観光
幕末関連史跡補完計画:史跡便覧:群馬県甘楽郡下仁田町 参照
下仁田町ふるさとセンターの直ぐ近くですので、こちらに先のお立寄りいただき下仁田戦争の資料や遺品等をご覧いただくことをお勧めいたします。尚、googlマップならストリートビューでも大まかな周辺情報をご覧出来ます。
下仁田町へ折角おいでいただいたなら、地元のお店でお食事をして店員さんに話しかけてみてください。意外な情報も得られるかも知れません。旅の楽しさが増すこと間違いないでしょう。

2013年4月28日日曜日

遺跡と石器探し

4月27日は金剛萱遺跡調査があったが、私は出席出来なかった。引き続き今日の調査(4月28日)は、西毛地域の石器探しに行って来た。探した場所は、富岡市南蛇井付近(梅沢、小倉、東、中村)

この付近には多くの遺跡が発見されている。南蛇井増光寺遺跡や三笠山遺跡など、今日は実相寺東側付近から東方向へ向って探した。
縄文時代初期から中期にかけてと思われる土器破片がいくつも見つかった。
対岸の下仁田町馬山では、米山遺跡や馬山東城、馬山西城、上蒔田遺跡など、下仁田町遺跡台帳には53遺跡が登録されている。このうち馬山には13遺跡がある。米山遺跡では、旧石器時代から縄文、弥生時代の土器などが見つかっているらしい。


石器探しをしている近くではウグイスがとても上手に鳴いていたり、今では見かけることが少なくなった日本タンポポにも出会えました。



ジオ田楽とジオカツ丼
4月28日の調査は、午前中にて終わった。
昼食は、道の駅「しもにた」にて、ジオ関連のメニューがあると聞いて立ち寄りました。

下仁田ジオパークは、地質や地層だけでなく、見所や食事も沢山あります。特にこれからは山の美味しい水と清々しい空気を満喫できます。

道の駅にあるジオ案内版を間違えましたので、改めてアップいたします。

2013年4月23日火曜日

三陸ジオパーク申請へ

三陸海岸地方の地質遺産をジオパークに活用する構想のもとに今年の審査に申請した。

三陸ジオパーク推進協議会(会長、山本正徳・岩手県宮古市長)は、日本ジオパーク認定を申請した。現地調査などを経て、認定されれば東北では男鹿半島大潟(秋田県)などに続く5カ所目で、南北300キロメートル、約6千平方キロメートルに及ぶ国内最大のジオパークとなるという。

三陸ジオパーク推進協議会

三陸ジオパーク推進協議会は2011年2月、岩手県や同県沿岸の13市町村などで発足。翌3月の東日本大震災を経て「悠久の大地と海と共に生きる~震災の記憶を後世に伝え学ぶ地域へ」をテーマに、青森県八戸市から宮城県気仙沼市まで16市町村を巻き込んで今回の申請に臨んだ。
見どころとなるジオサイトは浄土ケ浜(宮古市)や種差海岸(八戸市)など48カ所。津波の被害とそこからの復興のシンボルともなる高田松原の一本松(岩手県陸前高田市)なども含む。(日本経済新聞記事引用)
さらに、TwitterやFacebookなどNSNを広報や情報の相互交換に広く活用している。

いわて三陸ジオパーク - Togetter



いわて三陸ジオパーク震災復興シンポジウム | Facebook


下仁田ジオパークでは、TwitterやFacebookなどNSNは取り組んでいない、ブログさえ公式サイトでは運営されておらず、個人的な運営に任されている現状は心もとない。しかもHPも分かりにくいのは改善の余地がある。
行政の旗ふりと情熱をもう少し分かり易く感じられる様になって欲しいと望んでいる。

今年の日本ジオパーク申請は4月22日に締切られ、三陸ジオパークを始め10カ所になるという。
ジオを活用して、地域おこしやまちおこしの取り組みは加速していく気がします。
それだけに、質の高い内容と地域の一体感が必要になると思われます。
行政の動きだけに囚われず、住民のみなさんの熱をもって頑張りましょう!
それには、先ず「ジオパーク応援団」に参加していただきたい!
いまより更に盛り上がる様に行政を押していくには住民の皆さんの力が不可欠ですね。

2013年4月22日月曜日

日本ジオパークネットワーク会員募集


日本ジオパークネットワーク

会員の更新時期になり、更新案内が届いた。下仁田町も2011年に日本ジオパークに認定されたが、2015年には再審査を受ける。4年毎に再審査が繰り返されるシステムとなってい
る。先般の惑星地球フォトコンテストにも言えるのだが、下仁田町の地元の意欲の意思表示も大事なことだと思います。ジオパークを町の発展に役立てたいと思いませんか。皆さんも是非加入してみてください。

会員章は退会時に返却することになっている。今年も、早速会費(1口3000円)を振込もうと思います。

2013年4月20日土曜日

若葉の頃の跡倉クリッペ群


http://www.shimonita-geopark.jp/animation/kurippe.html 下仁田ジオパーク
http://www.geopark.jp/geopark/shimonita/ 日本ジオパークネットワーク掲載
http://www.nishida-s.com/main/categ4/25shimonita/ 西田進先生のHP

町役場の屋上から眺める跡倉クリッペ群(パノラマ撮影SONY DSC-HX5)。若葉萌える頃になりました。
これらの山々は離れた場所にあったものが、ここに移動してきたとされるが、どこから来たのか分らない謎を秘めている。下盤は三波川結晶片岩、上盤の山々は跡倉層の跡倉礫岩や石英閃緑岩などであるという。下仁田ジオパークのジオアニメーションを参照してください。

2013年4月19日金曜日

下仁田自然学校が受賞の知らせ

くりっぺ第70号(4月18日発行)に下仁田自然学校が、日本地質学会関東支部功労賞を受賞したと一面に掲載されていました。
先般の惑星地球フォトコンテストにて「ジオパーク賞受賞」とあいまって素晴らしい成果だと思います。
http://shimogeo.exblog.jp/18080987/

http://geogunma.blogspot.jp/2013/04/4_17.html

「くりっぺ」など自然学校の活動は、1999年6月5日以来(実質は調査活動はもっと古い)、一般の方々約560名の皆さんの支えがあって今日まで活動を継続できた事だと思いますし、また町民としても、下仁田の地に魅力を感じていただき繰り返し訪問していただけることは本当に嬉しいことです。私たちも改めて出来ることで応援したり、持て成しの気持ちで迎えたいと思いました。そして、なにより自分たちの住んでいる下仁田町をもっと良く知り、良い所を深く掘り下げたり、自慢ができる町にしていきたいと思いました。
http://www.town.shimonita.lg.jp/geopark/m01/03.html

2013年4月18日木曜日

分かり易い案内ーQRコードについて

高松にアートなマンホール登場 QRコードで観光案内も
http://www.asahi.com/national/update/0417/OSK201304160175.html?ref=com_top_photo

今あるジオの案内板は、今やジオパークの必須アイテムで、それなりに先見性は認めたいが「難しい専門的」なものに映る。

QRコードやタブレット、スマホなどで周辺情報など案内は安上がりで、楽しいアイテムだ。

下仁田ジオパークでもこのような取組みを採用してはどうか提案してみようと思っています。まだ、自然学校の地質専門家主導(頼り切り)の部分もあるので致し方ないが、ジオパークという言葉そのものがまだまだ普及していない中、ジオに訪れる方がどれほど地質に興味があって訪問しているのだろうか?
やはり「傾向(マーケティング)と対策(ビジョン)」を見極める必要がある。私の場合でも、地質の専門家になるつもりは更々無いし、ただジオも珍しいイベントなら「行ってみよう!」と思っていただき、下仁田町を訪問して、まず「面白い、楽しい、美味しい」が満足していただける「もてなし」が必要だと思っています。多分、ジオという地質は二の次でしょう。
そうした事を考えると、今は様々なIT技術を導入している例は沢山ある。
QRコードやタブレット、スマホなどで周辺情報など案内は安上がりで、楽しいアイテムだ。

2013年4月13日土曜日

化石探し隊(南牧村小沢)

4月13日今日は四つ又山と鹿岳(かなたけ)の中間(南牧村小沢地区)の沢沿いに化石探しに行って来ました。


下仁田町の万年橋とそっくりな橋です。
奇麗な清流と相まって美しい景観を見せてくれます。
今は、新しい「新長瀞橋」が架かっています。
不動の滝。跡倉層が非常に強い圧力で押されて、滝の下部部分が破砕されているのが確認できます。
今日は、化石が発見出来るかもしれない素養の地であることは感じましたが、具体的な化石の発見には至りませんでした。


山あいから望む鹿岳。
四つ又山界隈の地層には大変興味深いものがあるようです。
段々私も引き込まれそうです。

http://www.town.shimonita.lg.jp/geopark/m01/7oogitano.PDF

今日探しの目当てはトリゴニア。

http://www.google.co.jp/search?q=トリゴニア&client=safari&rls=en&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=DCNpUarlDOmNiAeVv4GgCQ&ved=0CDUQsAQ&biw=1158&bih=664

ハイキングコース(小沢岳1089m)

下仁田町のマッターホルン ともいわれている小沢岳(1089m)は手軽に登れる山として、老若男女に人気があります。
頂上にある祠
頂上よりの眺め。(2011年11月5日撮影)
秋の小沢岳付近

この地域全体は、秩父古生層に部類されている地質らしい。小沢岳の尖った岩山は主にチャートという硬い岩石で出来ている。

交通手段は、下仁田バス青倉線"
が坊主淵まで運行されて湯の沢渓谷を経て約5km徒歩で約1時間45分位です。
地元、青倉には唯一食堂があります。明陽軒という熊本ラーメンが売りの飲食店です。
私のお気に入りは 1オムレツ 2 手作り餃子(食材の野菜は自家栽培)3 下仁田カツ丼 かな。

明陽軒@群馬県下仁田町: 拉麺武芸帳

2013年4月12日金曜日

下仁田町の中央構造線の路頭観察


下仁田町には、町内に中央構造線が路頭している場所を観察することが出来る。

http://www.shimonita-geopark.jp/geosite/geo03.html
http://www.osk.janis.or.jp/~mtl-muse/subindex03.htm
http://www.town.shimonita.lg.jp/geopark/m01/1houko.pdf


西は九州から西日本の地質を大きく二分する大断層。この地質を境に北は下仁田層、南は青岩(三波川結晶片岩)です。中央構造線のすぐ北側に位置している地層で、2000万年前の浅い海でたまった地層です。下仁田層からは二枚貝や巻き貝のほか、カニのツメなどが見つかっています。http://www.shimonita-geopark.jp/geosite/geo03.html より引用
http://www.town.shimonita.lg.jp/geopark/m01/8kawai.PDF

画像は、2011年1月29日撮影

ハイキングコース(妙義山)


妙義山は、上毛三山の一つに数えられ、群馬を代表する山の1つです。また、日本三大奇勝の1つとして荒々しい岩肌が創り出す自然景観の美しさが特徴です。妙義山は、いくつもの峰々の総称で、金洞山、白雲山、金鶏山を通称「表妙義」と言い、谷急山、丁須の頭、御岳等を通称「裏妙義」と呼んでいます。妙義山の標高は、白雲山相馬岳の1,104mが最高峰で、金洞山東岳が1,094mです。関東平野を見下ろす景色はとても爽快です。標高は、高くないですが、毎年滑落等による遭難事故が後をたちません。十分な装備と服装や天候等に留意ください。(画像は2010/4月25日撮影)さくらの里は今から5月中旬が見頃です。
5月3日には下仁田町「さくら祭り」が開催されます。http://www.town.shimonita.lg.jp/m04/m02/m01/index.html

http://www.town.shimonita.lg.jp/m04/m01/m02/index.html より引用
妙義山は火山の末裔の姿なのだそうです。爆発によって吹き飛んだ火山が、一旦、海に沈み再び隆起して、長い間風雨に寝食されて凝灰岩や安山岩など硬い岩石の部分が”奇岩”として、今私たちの目にさらされる様になったそうです。
http://www.town.shimonita.lg.jp/geopark/m01/10myogi.PDF

下仁田町のHPに見所やアクセス等が掲載されていますのでご参照ください。

2013年4月11日木曜日

散歩道(湯の沢渓谷)+渓流


下仁田町青倉の湯の沢渓谷を紹介します。この場所は地元の人の散歩コースで、わざわざ近くまで車で来て歩く人もいるようです。4月〜5月は新緑や渓流からのマイナスイオンをシャワーの様に沐浴できて素晴らしいスポットです。
(2013年4月11日撮影)





(2011/9月18日撮影)
この地域全体は、秩父古生層で、岩盤はチャートという大変硬い石や岩が多いようです。


秋の湯の沢渓谷(2012/11/11日撮影)
交通手段は、下仁田駅より下仁田バスが出てて、その終点「坊主淵」になります。時間帯(朝晩)により平日無料になります。昼間や祝日と休日は有料となります。
歩いて往復約2kmです。尚、この先は小沢岳(1089m)の登山道に続きます。