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2013年4月10日水曜日

ハイキングコース(白髭岩)1512m





下仁田町での最高峰は白髭岩で、地元では昔より「三角点」と呼ばれています。
その名の通り、明治15年に当時の内務省地理院が設置した「原三角測点」が当時のまま現存しています。全国に約100カ所設置されたということですが、現在は、雲取山、米山と並んで白髭岩が確認されています。特に白髭岩は当時より一度も移動されずに残ったとされています。(掲載した画像は、2012年5月13日に撮影)
頂上直下には、タケカンバや白樺林が密集して自生しており、このことが髭の様に模して「白髭岩(地元ではシラヒゲ岩と呼んでいる)」といわれる所以では無いかと思われます。
またの名を白髪岩とも呼ばれているが、以上の理由から「白髭岩」が相応しい呼称では無いかと思っています。



現在の一等三角点は、赤久縄山(1522.3m)に当時の建設省が設置してあります。


尚、登山道は未整備の状態ですので、安全確認には呉々も十分注意をしてください。熊の出没情報も寄せられています。
比較的なだらかな稜線で、ハイキングとしても初心者にも向いていますが、装備や服装などは適切に準備をすることをお勧めいたします。

明治政府内務省地理局の測点標石は、「原三角測點」と刻字された白髭山(白髪岩)測点標石を含め米山、雲取山の三点であり貴重な地図測量遺産を後世に引き継ぐためにも保護保全に特段のご理解をお願いいたします。



2001年5月に地元の登山家・天野氏が紹介したという記述もありますが、地元の人は随分以前にすでに知っていたようです。
これら三角点は多数のマニアによって紹介されています。
http://homepage2.nifty.com/sangaku/ftp/datums/datums06.htm

http://uenishi.on.coocan.jp/j540sokuten.html

http://www.geocities.jp/yabuhito_yamabe/600-1hxf09.10.24.shiragaiwa.html

*当ページに掲載した記事とレイアウトについて2013/04/10 20:00〜21:45 一部変更し再投稿いたしました。

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